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麻疹(はしか) |
麻疹ウイルスの飛沫感染.一度感染すると終生免疫を獲得.
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症状と経過 |
潜伏期(10〜12日)
カタル期(3〜4日)発熱、咳、鼻水、結膜炎、口内炎(コプリック斑)が出現、その後一旦解熱して再び発熱してくる.
発疹期(4〜5日)耳の後ろ、首、額などから始まり次第に足の方まで広がって行く.始め鮮紅色で次第に暗赤色にとなり解熱してくる.
回復期(3〜4日)解熱し、発疹は1〜2週間、茶色の色素沈着を残す.
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合 併 症 |
肺炎、中耳炎、仮性クループ、難聴、けいれん、脳炎など
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治 療 |
ウイルス感染のため、特別な治療法はない.
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風疹(三日ばしか) |
風疹ウイルスの飛沫感染.一度感染すると終生免疫を獲得.
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症状と経過 |
潜伏期(14〜21日)
赤い斑点状の発疹が顔から始まり全身に広がる.3〜5日後には色素沈着を残すことなく消退する.発熱は軽く、2〜3日で解熱する.耳の後ろに小豆から大豆大のリンパ節が腫れる.
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合 併 症 |
関節炎、脳炎、血小板減少、貧血
妊娠初期の女性が罹患すると先天性風疹症候群(白内障、心疾患、難聴)の児を出産する危険がある.
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治 療 |
ウイルス感染のため、特別な治療法はない
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突発性発疹 |
ヒト・ヘルペスウイルス-6(HHV-6)の感染症.
生後1年以内に罹患することが多く、生後始めての発熱の6〜8割はこの疾患による.
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症状と経過
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潜伏期(8〜14日)
38〜39度の発熱が3日間持続した後に発疹が現れる.発疹は、風疹様で2日後には消退する.
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合 併 症
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下痢を伴うこともある.
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治 療
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ウイルス感染のため、特別な治療法はない.
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伝染性紅斑(リンゴ病) |
ヒト・パルボウイルス(HPV B19)の感染症.
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症状と経過 |
潜伏期(7〜9日)
発熱が数日続く.咽頭痛、筋肉痛、皮膚のかゆみなどを伴うだけで治癒することある.
引き続き、両頬に紅斑が出て(リンゴ病)、四肢に網目状の紅斑を伴うこともあり、約1週間後には消退する.
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合 併 症 |
成人では、約半数が関節痛を伴う.通常、手指のこわばり程度であるが、まれにリウマチ様の関節炎になることもある.
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治 療
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ウイルス感染のため、特別な治療法はない.
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伝染性単核球症 |
EBウイルスの初感染による疾患.
通常、1歳前後に罹患し、不顕性感染で終わるが、思春期に初感染すると半数でこの疾患が発症する.
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症状と経過 |
発熱(高熱で1週間前後続く)、リンパ節腫大、咽頭炎、肝脾腫、風疹様の発疹(4日〜1週間目前後に出現する)
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合 併 症 |
肝機能障害、中枢神経症状(2〜3%)
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治 療 |
ウイルス感染のため、特別な治療法はない.
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手足口病 |
コクサキー・ウイルス、エンテロ・ウイルスなどの飛沫感染.
春から夏にかけて流行する.
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症状と経過 |
潜伏期(2〜7日)
咽頭痛、軽度の発熱が見られることもある.
口腔内(頬、舌)に小水疱、手掌と足の裏にも米粒大の水疱が出る.
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合 併 症
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時に髄膜炎、心筋炎
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治 療
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ウイルス感染のため、特別な治療法はない.
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水痘(水ぼうそう) |
水痘・帯状ヘルペスウイルスによる感染症.
初感染で水痘を発症し、治癒後ウイルスは脊髄後根神経節内に潜伏する.その後、免疫力低下時等にウイルスが再活性化すると知覚神経を通じて皮膚に水疱を生じ帯状ヘルペスとなる.
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症状と経過 |
潜伏期(14〜21日)
発熱、頭痛、咽頭痛などに続いて虫刺され様の小丘疹が出現、やがて中心部に小水疱ができ、2〜3日で黒っぽいカサブタが形成される.発疹は口腔内、陰部、眼瞼結膜などにまで出現し、4〜5日間発熱を伴う.
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合 併 症 |
発疹への細菌の二次感染、肺炎、脳炎、ライ症候群(アスピリン併用時).
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治 療
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早期の抗ウイルス剤投与が有効で、経過が短縮され軽症で済むと言われている.
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付録:溶血性連鎖球菌感染症 |
A群(β)溶血性連鎖球菌という数十種類ある細菌の一群が問題となります。常在菌として、いつも喉に少数の菌が巣くっている人も100人中に10人位いるともいわれます。子供の喉に感染しやすく、流行ることがあります。治療を途中で止めると喉の症状は治っても他の合併症が起こる場合があるので特に注意が必要です.
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症
状 |
感染後2〜5日の潜伏期を経て、喉の痛みと高熱が出てきます.その1〜2日後に、皮膚に細かい発疹が出てくることがあります.外見上は、ウイルスによる感冒や風邪との区別はつきません.
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合 併 症 |
かかって3〜4週間目に起きる急性腎炎(血尿、蛋白尿)、リウマチ熱とその後遺症の心内膜炎(弁膜症)に注意が必要です.合併症の起きる確率はそれほど高くはありませんが、警戒する必要がありますから、指示通りにお薬を飲みきるようにしましょう.
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迅速検査法 |
診断は喉の菌を調べて行います。咽頭培養といって寒天の培地で喉のぬぐい液を培養する方法と、迅速検査法があります。迅速検査法では、約5分くらいで喉に溶連菌がたくさんいるかどうか調べることができます.
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治療と経過 |
ペニシリン系(
サワシリン
等)やセフェム系(
バナン、
フロモックス、
トミロン
等)の抗生物質がよく効きますが、他の感染症とちがい10日から2週間は投与を続ける必要があるといわれています.
熱は3〜4日で下がってきますが、そこで治療を中止してしまうと、合併症を引き起こすきでんがあります.
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注意事項 |
抗生物質を長く続けると下痢をする事があります.その時には、お薬の変更などが必要になりますから申し出てください.
お薬を飲み終えた時点でもう一度喉のぬぐい液を採取し、溶連菌の消えたことを確かめます.
1ヶ月後に尿の検査を行い、血尿や蛋白尿がなければ急性腎炎の合併がなく治療が終わったことになります.
熱のある間、長時間の入浴や外出は避けて下さい.
解熱後、お薬の治療が終了するまでは、激しい運動(マラソン,サッカー,水泳など)を控えて下さい.
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予防接種ガイド
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