治療の原則

発作の予防のためにお薬を使います.発作が起きたときだけ使うのではありません.小さな発作が1回起きると1週間,中くらいの発作が起きると1ヶ月間は,喘息発作の出やすい体調になってしまうといわれています.安定した状態が長く続けば,少しぐらいの事では発作が起きにくくなる身体になります.

喘息が治せるかどうかは,あなたの薬の使い方で決まるのです

 

喘息の治療薬は二つに大別されます

発作時にはA群、B群の薬剤両方を組み合わせて使います.細菌感染が引き金になっている場合は、これに抗生物質を加えます.

[A] 予防薬

(定期的に服用)
ゆっくり効いてこれから起こる発作を予防する薬です.喘息症状のないときの状態を続けるためのお薬ですから、決められた時間に,発作がなくても休まず使います.
1:長時間型気管支拡張剤
(テオフィリン製剤; ユニフィル
™、ユニコンテオドールスロービット 等)

効果が現れるまでに5日間程かかりますが,1回の服用で12〜24時間効き目が持続します.1日に1〜2回の服用で済みますが,中断すると再び効果が現れるまでに時間がかかりますから発作がなくても自分の判断で勝手に中止してはいけません.きちんと服用していても発作が出てしまうようなら薬の量が足りません.血 液中の薬の濃度を測定して,副作用が出ないで効果のある服用量を決めます.

2:吸入ステロイド剤
  フルタイド・ディスカス™、 パルミコート™、 キュバール™ 等)

多くの喘息は、1: と 2:の薬剤の組み合わせだけで大きな発作の予防が可能です.そのためには、指示通りの服用量を守り、治療を継続することが大切です.

 

3:抗アレルギー剤・ケミカル・メディエーター阻害・拮抗剤
リザベン
インタールシングレア 等)

時に、これらの薬剤が併用されることもありますが、高価です.

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[B] 発作時の薬

(発作時のみ使用)
即効性で今起こっている発作を止める薬です.心臓などに与える影響が大きいので乱用 してはいけません
:吸入薬;β作用薬
   
( サルタノール・インヘラー
、  等)

5:気管支拡張剤;β作用薬
   ( メプチン
スピロペントアロテッtク  等)

6:注射 (ネオフィリン、アドレナリン、ステロイド剤)

 

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